ものづくりをしている人のSNSのコツ
あるWebマーケティング専門の方の話を聞く機会があり、気づきがありました。
”情報発信”という点では自分にも当てはまるし、応用がきく取組だと思います。
今やっているツールでいい
WebマーケティングやSNSに詳しい人は、いろんな種類のSNSや販促ツールを勧めてきます。
Facebook、Instagram、Twitter、YouTube・・・たくさんありすぎる!
どれも取り組まなくてはいけないのはわかっているけど、
苦手意識や毎日業務に追われていると、なかなか取り組むことができません。
自分ができることや時間は限られているのでこれは当たり前のこと。
ものづくり中心でやっている人は、今やっているツールの範囲でOK。
販促も頑張ろうとすると、しんどくなるので、軸はものづくりにおいておく。
例えば今Instagramだけやっている人は、これだけでOK。
無理に広げようとせず、今やっているInstagramだけ取り組む。
特に個人やファミリー企業でものづくりをされているところは、頑張りすぎないでいいと思います。
この言葉になんだか元気づけられました。小さくはじめるでいいのです。
発信する日時を決める
取組むタイミングでは、「月曜日10時ルール」が面白いと感じました。
週に1回でいいので、「何曜日の何時~何時は、SNS発信の時間にする」と具体的に決めましょう。
あとはものづくり制作や主業務に取り掛かることができます。
週の始めに、苦手なものを終わらせると気持ちが楽になると思います。
ある和菓子職人さんは、インスタグラムなどSNSが苦手でしたが、
月曜10時ルールを決めて取り組んだことで
週に1回ペースの発信ができるようになったとのことです。
これは自分にもいえますし、何か他の苦手なこと(例えば経理、整理整頓とか)にも応用できそうです。
発信するときは自分をだす
一番刺さったのが、このワードです。「自分をだすこと」
例えば、ある商品のDMを作成して発信すると自分と似たような人が反応するとのこと。
そこで何人かに、自分ならキリン生茶をどう訴求するか聞いたところ
Aさん・・・原料・素材
Bさん・・・フレッシュ感(おーいお茶とは違う生感)
Cさん・・・健康的なもの(カテキンがいいとか)
といった意見がでました。もしそれぞれが、生茶の魅力を発信したら、それに共感する人が集まる。
当たり前のようですが、自分が考えていること、自分をだすことが、
来てほしいお客様に届くという法則があるということです。
ネットショップだと単に、商品(製品)だけを見せることが多いですが、
SNSで、ものづくりの過程を見せてみたり、開発の想いなどを発信することで
お客さんが”疑似体験”をすることができる。共感する人は新たな顧客となりうる。
だから自分らしさを表現することが大事なんだと学びました。
先日、ある歯ブラシの製作工程を知ることができ、とても身近に感じました。
そのものづくりに対する姿勢をみて、自分も使ってみたいと思います。
今日の話を聞いて、購買心理の流れは”パーソナル”、”共感”が重視されていることを
あらためて認識しました。
日に新たに、日々に新たなり
●今日のNEW!(一日一新)
ドミニク・ドゥーセのカヌレ