クラフトビールとノンアルコール飲料
個人的な関心事について書きたいと思います。
少し前からクラフトビールとノンアルコール人気について気になっています。
ミレニアム世代は、あえて飲まない人が一定数いるようです。
一方で、クラフトビール人気が再燃しています。
飲まないという選択
2017年の厚生労働省の調査によると、20代でお酒を飲まないのは、
男性の51.0%、女性の61.2%を占めています。
今の若者の約半数は普段アルコールを飲んでいないのです。
この流れは日本だけでなく世界でも同様です。
欧米各国では20代など若い世代を中心に、あえてお酒を飲まない生活を楽しむ
「Sober Curious(ソーバーキュリアス)」という考え方広がっているそうです。
我慢してお酒を飲まないのではなく、自分の健康のためにポジティブにお酒を飲まないという考えです。
コロナ禍になって、より健康への意識が高まったり、
自宅で過ごす時間が増え、有効に時間を使いたいという方が増えているといえます。
昔と違って、娯楽の選択肢が増えていますし、(テレビやお酒だけじゃない!)
自然の流れなのかもしれません。
先日友人が、コロナ禍になって平日は全く飲まなくなった、と言っていました。
理由を聞くと、在宅勤務をしていると規則正しい生活になり、夕食の時間が早くなったことで
夕食後の時間が増え、いろいろなことをするようになった。
飲んでしまうと酔っぱらってそれができないから、といっていました。
なるほどーです。
クラフトビール市場が熱い!?
一方、数年前から徐々に、クラフトビール人気となっています。
いろいろな地域で増えてきました。
90年代に、製造量が緩和されたころのブームとは異なっていると感じますが
バックグランドが異なる方々が挑戦されていますね。
地域の企業同士が協働でビール造りに挑戦したり、
飲食店がオリジナルビールを造ったり、酒造会社にいた方が独立したり・・・。
共通しているのは
・地域に根差している。地域推し
・製造方法が本格的(ちゃんと学んでいらっしゃる)
と感じています。
ひと昔前のお土産物的なものは見当たりません。
ビールの種類も様々です。大手メーカーが得意なピルスナータイプではなく
ペールエール、IPA,ヴァイツェン、スタウトなどなど。
さつまいも、だったりレモンやオレンジだったり地域のものを活用したり、
そう、多様性を感じます、そして地元愛も感じます。
私は以前、岡山に6年住んでいたことがあるのですが
先日、宮下酒造(独歩)さんの話を聞いてとても親近感がわきました。
新しいビールを、地元企業と協働で発売されるのですが
応援しようと思います(って、飲むだけですが)
これです。
https://www.msb.co.jp/ptag/fagiano/
品揃えの拡充を
飲食店では、これらノンアルコール飲料とクラフトビールの品揃えはどうでしょうか。
料理は、地域で採れた魚や野菜を使ったメニューがあると思います。
飲み物もぜひ、地域のものを増やしてみてはいかがでしょうか。
ノンアルコールはあまり地域色はないけれど、
コミュニケーションは取りたい、美味しいものは食べたい
ローカル好きな若者のために、
ノンアルカクテルの開発もおもしろいかもしれません。
改めて食の嗜好は変化しているんだと感じます。
日に新たに、日々に新たなり
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