今年もあと半月となりました。
会社によって決算月は違うかもしれませんが、節目となるこの時期に
自社（自店）の活動について振りかえってみましょう。
頭ではなんとなく理解していることでも、書き出してみると意外ギャップがあったり、
気づきがあると思います。
それを知ることは、来年の活動にとってとても重要です。
コロナ禍に打ち勝つためにも、今年やってきたことを
年末年始、少しだけ時間をとって、まずは事実を知ることからはじめてみます。

売上を知る

　自社の売上高は確認すると思いますが、少しだけ踏み込んで中身を掘り下げてみます。
　　・自社の事業の売上はどう変化したか（昨年と比較、月別）
　　・全体売上、商品別、顧客別など大まかな分類でいいので分けてみる（あまり細かくしすぎない）
　　・金額と比率（前年比や構成比）でみる
　　・客数、客単価、新規客、固定客はどのくらいか
　　・目標を設定していたら、そのギャップを確認する
　　・売れたもの、あまり売れ行きが芳しくなかったものはあるか
　

活動を振り返る

　一年を通じてどんな活動をしてきたか、思い返してみます。
　頭ではわかっているつもり、でも案外忘れていたりするものです。
　できれば時系列で書き出してみることをお勧めします。
　　・商品軸（主要商品（サービス、新商品）の取り組み
　　・顧客との関係づくり
　　・思っていた通りの結果（活動ができたか）、できた理由、できなかった理由
　　・もし来年も取り組むとしたら、どう取り組んだらよいか（行動レベルにおとして考えてみる）
　この月にこれをやった、良かった、悪かったでもいいと思います。
　なぜそう思ったか、の理由をお忘れなく。

　例）飲食店（懐石料理）
　　・売上メイン商品（懐石弁当）は、緊急事態宣言中はランチ弁当にアレンジして展開した
　　・その結果、毎月●●万円の売上をほぼキープできた
　　・良かった点は、ランチの告知を定期的に行ったこと。
　　　毎日朝10時にインスタグラムで発信したことが拡販につながった
　　・来年も継続して、インスタグラムの発信に取り組む（毎日10時の発信）
　　・ランチは新しい商品を考案し展開したい。
　　・夜のメニューは再考する

ヒトの面からも考えてみる

　もし、従業員がいらっしゃるのなら、役割ごとの成果を考えてみる
　技術面、モチベーション、成果、改善が必要と考える点など。
　なぜそう考えたかも必要です。
　どうなったらもっと良くなると思うか、こんな風に成長してほしいこともあれば書いておく。

細かくいうとコスト面もありますが、まずは上記3つから。
コロナ禍の中、頑張った自分たちをほめながら、
来年何をしようかワクワクしながらトライしてみてください。
振り返りはフリーランスにもいえることで、自分自身も実施するつもりです。
振り返りの次は、来年のことを考えてみたいと思います。

ブログ更新を少しお休みしていましたが、またぼちぼち頑張ります。

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