ワインにも52週販促を取り入れたい
最近、ワインショップのダイレクトメールには、
「夏のスパークリングワイン」「真夏のヌーヴォ」といった
暑いときに飲むと美味しいであろうワインを勧めてきます。
専門店はまだ、季節感を感じることが多いのですが、
スーパーマーケットのワイン売り場は、クリスマスとか年末年始くらいでしょうか。
季節や催事のモチベーションをもっと取り入れたらいいのに、と思っています。
52週販促とは
52週販促とは、1年(52週)を通して、計画的に販促キャンペーンやプロモーションを行う手法です。
季節やイベントに合わせて、商品や特売品を効果的に配置し、
年間を通じて生活者の購買意欲を維持・向上させることを目指し実施するものです。
季節や催事モチベーションという言い方をしたりもしますが、
要は、何か需要があがるときに合わせて、少し先取りして、商品提案や販促をしていくと、
生活者が買いたくなる、「これ、欲しい!」スイッチを押しやすくなるのです。
具体的には、もう少しで「土用の丑の日」ですが、うなぎが沢山、店頭にならびますが、
丑の日=うなぎ、とか夏バテ=うなぎ、お肉といったスタミナ食材というのように
想起しやすいものと結びつけるイメージです。
スーパーマーケットでは、毎週何らかのテーマで実施されています。
7月の販促テーマに合わせるなら・・・
個人的には、専門店も、この「モチベーション」に合わせたらいいのにと思います。
特に、お酒売り場は、夏ならビールやチューハイといったものばかりであまり変化がみられません。
7月なら、
・夏土用
・オリンピックーフランス風●●
・スタミナをつけて夏を乗り切ろう
みたいなテーマになると思います。
オリンピックなんて、フランスワインを売るチャンスだと思いますが
いまのところ、店頭で見ていません・・・残念!
真夏に合うワインって結局なんだ?
もっと、ベタに”オリンピックだ、フランスだ、”と言えばいいのにと思います。
あるワイン専門店では、夏のロワール、シャンパーニュ特集というテーマでDMがきていました。
ワイン中心なので当たり前なのですが・・・
ワインは食中酒が主なので、もっと食と合わせたらいいのにといつも思います。
結局、「このワイン何と合わせようか・・・」と迷ってしまいます。
売る側がいっている「真夏に合うワイン」は暑い時期に、すっきり飲みやすいワインなのです。
夏のモチベーションの「スタミナ」「BBQ」「地元グルメ(お盆の帰省)」など
切り口はたくさん、あるのにもったいない!
日に新たに、日々に新たなり
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