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食パンの人気は続く

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最近また食パンが話題になっています
気になるので整理してみます。

わかりやすさとアレンジのしやすさ

商品面からみてみると食パンの特長がわかりやすい点があげられます。
・◯◯産の小麦粉、とかどこどこのバターといった産地
・食べた時を想像できる、味覚的な感覚
  パリっとふわっと食感
  小麦粉とバターの香り、トーストにした時の香ばしい香り
  焼けた色、とろけるバターなど視覚
 など五感で共感できる点
そして高級食パンは生地そのものの美味しさを味わうものだけれど
アレンジがいろいろできて楽しめる点もあるでしょう。
ここが人気の理由なのではないだろうかと思います。
厚切りトースト、ハニーバタートースト、分厚いたまごサンドetc.
一斤で2度以上美味しいお得感
(昔どこかの菓子メーカーのCMみたいですが)がいいのでしょう。

 

買いやすい価格

一斤200円以下で買える食パンの中では高級です。
といっても、2斤で1000円前後と比較的買いやすい価格ではないでしょうか。
コロナ禍での巣ごもり消費として、本格的な味も楽しめるし
好きなようにアレンジできるものとして、妥当な価格設定といえます。
どちらかというと自分用の消費として買っているのではと考えています。

買える場所が増えた

最近は、遠くに行かなくても、買える店が増えたように思います。
先日ある駅前に小さな店舗、駅の売店程度の広さのお店が出来ていました。
そこは乗り換え駅で、サラリーマンが多いところなのでちょっと不思議でした。
下町にもできていたり、お店が多くできたことで買いやすくなりました。

お客さんが宣伝してくれる

お店の名前の入った紙袋を持っていると、それだけで店名の宣伝になっていると思います。
SNSでもバズってますよね。
手の込んだことをしなくても、ブランディングをしっかりしていれば
それだけで買い手が宣伝してくれる、これも人気の要素の1つかと思います。
ということで4つの視点で整理してみました。
ただ重要なのは生活者マインドの部分です。
食パンを焼く前、あるいは食べる前のワクワク感、
食べてる時の多幸感
などが消費を後押ししているといえます。
購買にはこのマインドを大事にすることが欠かせないですね。
書いていたら食パンが食べたくなりました。
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