未来志向のコンサルティング
今日は、企業支援の仕方で感じるところがありましたので
それについて書きたいと思います。
理想は、企業の自走を促す
ある企業で、「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」を一緒に取組んでいます。
基本的な衛生管理から、調理法の区分けなど、メインで担当される従業員の方に
まず考えていただいて進めています。
普段から調理をされている方たちなので、こちらが「あるべき姿」を言わなくても
十分感じていらっしゃっていて、だからだと思いますが
現状を聞きながら、管理の仕方やルール決めについてお話しをすると
アレンジして考えていらっしゃいます。
先日嬉しかったのは、メニューの区分けで担当者2人が各自で考えたあと、
二人ですり合わせをし、疑問点を整理したうえで打ち合わせに臨まれたことです。
一緒に、疑問点を整理しながらルール決めができました。
次は全従業員で実行の段階です。
その企業にあった進め方で
支援者やコンサルタントでありがちなのが、正しいことをそのまま伝えること。
特に、衛生管理など標準、手順書のあるものは、特に「こうしなくてはならない」
「こうすべき」といった言い方をする方がいます。
それは間違ってはいないけど、ヒトモノカネの少ない中小企業にとっては
わかっているんだけど・・できない状況になりがちです。
その会社にとってどうしたら実行できるか、会社の今ある施設や現状でどうやったらできるか、という
未来志向で考えたいと常々思っています。
コンサルタントは、診断しながら、企業の未来をつくるお手伝いができる、
“未来志向”で仕事ができる職業だと思います。
日に新たに、日々に新たなり
●今日のNEW!(一日一新)
・Google reCAPTCHA 最近スパムが多すぎる
・台湾水餃子+クラフトビール