新しいモチベーション販促を!
関東地方は桜が散ってしまいましたが
東北地方や北海道はこれから桜の時期ですね。
コロナ禍で大変な日々が続きますが
春の訪れは、ほっこりしたり、前向きな気持ちになったりしますよね。
今日は購買のモチベーションについて話します。
モチベーションとは
モチベーションとは、単純に訳すと意欲とか原動力、動機づけですが
マーケティングでは購買を促すものといった捉え方をします。
1年は52週あるのですが、52週の各週に購買につながるテーマをつくり
それに合わせて、プロモーションしたり売り場作りをしたりします。
スーパーの店頭で、よく節分だとか花見、鍋などのテーマで
商品が並んでいますが、こういったのが
モチベーション販促といいます。
言葉を知らなくても、おそらくいろんなテーマで売り場を作っている方は
多いと思います。
昭和の頃の”52週販促”はもう終わりにしよう
昭和でも平成でもいいのですが、コロナ禍そしてデジタル化の今の時代は
従来の発想にとらわれないモチベーション販促の作り方が重要です。
流通の世界は昭和から時の流れがずっと止まっているように感じます。
ルーチンで回している、52週販促&チラシ&特売なんて
今どきの20ー30代の方には響きません!
チラシはほとんど見ないです。
モノと価格の掲載だけだと見ないんです。
でも、桜の季節はみな、共感しますよね。アウトプットにギャップがあります。
購買に結びつけるものは何か
大事なのは、お客さんを見ましょうという事です。
これは飲食店も同じ。
どんなお客さんが来店してますか。
どんな行動をとっていますか。コロナ禍で大きく変化しています。
例えば20ー30代は、ほとんどの情報はInstagramから得ています。
彼女たちはどんなものに反応しているでしょうか。
昨年話題になったものといえば
シャインマスカット、お買い得なコストコのパン、信玄餅プリンなどなど
Instagramで見てみてください。
美味しそうだけでなく、楽しそうな経験が見れます。
そう、この世代は、価格や安さを伝えるのではなく
シズる写真や、自分にもできそうといったコトに共感する、等身大の消費なんです。
モノではなく共感、です。
理論的にいうと
購買にはプロセスがあります。(下図)
この興味から購買のところで大事なのは”心を動かすこと。”
新しいモチベーション販促は単に季節を演出するだけでなく
それを楽しむ自分や家族を想像出来ることが心を動かすことにつながると考えます。
コロナ禍の今だからこそ、心に訴えること、そんな訴求が出来ると良いですね。
季節感は大事です。花見はできないけど桜を楽しむ食卓やお茶の時間を提案する。
花見だからお酒やつまみではなく、家で楽しめる食事や、新しい花見を提案する、
そんな新しい販促をやっていきたいですね。
日に新たに、日々に新たなり
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