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”おうちじかん”が増えると何が変わる?

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コロナウイルス感染症の拡大で、外出を控えたり、テレワークの時間が増えたりと、
自宅で過ごす、”おうちじかん”が増えています。
自宅で過ごす時間が増えると何が変わるのだろう・・・、
自分の行動の変化や、トレンドなどから推測してみたいと思います。

情報収集や発信

昨年の自粛期間から、ネットでの買い物や飲食店のデリバリーの活用、SNSでのコミュニケーションなど
ネットの活用が増えていますが、益々、ネットの利用やオンライン●●といったものがスタンダードになると感じています。
20-30代前半の若い人たちは、インスタグラムなどのSNSがコミュニケーションの主流です。
情報発信も収集もSNSになっています。
それが上の世代にも広がり、浸透していくのではないでしょうか。
”おうちじかん”が長いから、外とのコミュニケーション、買い物、仕事、住環境を整える・・・、
ネットが全ての活動のハブになっていくそんなイメージを持っています。
その主役は個人。マスではなく、個人。情報を発信する側はそこを意識していきたいですね。

仕事のこと

緊急事態宣言がでている地域には、テレワーク推進が推奨されていますが、
今回の発令で初めてテレワークをする方も多いのではないかと思います。
慣れない環境で、どう仕事したらいいか・・・そこで快適に仕事をしたいニーズの高まりが予想されます。
最近よく目にしますが、無印良品が、家具のサブスクリプションを始めています。
デスクや椅子も利用でき、いつまでテレワークするかわからない人や部屋が狭くて
購入を迷っている人にとっては
とてもうれしいサービスです。
個人的な感想ですが、無印の家具でデスクが月額500円~で利用できるというのは魅力的だと感じました。
(※契約期間によって価格は異なります)
これからいろいろとテレワークまわりの、新しい消費やサービスが生まれそうです。
家の中で集中できたり、疲れを低減したり、楽な姿勢で仕事ができたり、
自分やみんなの”不”から、沢山のアイデアがうまれそうです。

食事のこと

食べることについても、昨年からテイクアウトやデリバリーが人気になっています。
自宅での調理に飽きたり、レストランの味を食べたいといったニーズで
少し高級なものや、自分で作るのにハードルの高い料理が人気ですね。
昨年からのトレンドですと、「ニューノーマルな健康志向」」「テレワーク食」「高級志向」がありますが
今年はもっと進化するでしょう。
個人的に注目しているのは、調理家電の進化です。いつもの食事をより美味しく、本格的にしたい。
けれども、あまり手間暇かけたくない、そんな心理でしょうか。
もともとあったサービスですが、調理家電のレンタルが人気とききました。
シャープ「ヘルシオ」が一定期間使えるというサービスを知り、購入を迷っている人にとっては
手軽にお試しできてうれしいと思いました。
また、若い女性に人気の「ブルーノ」ですが、いろんなアイテムに拡充されていると感じます。
定番のホットプレート以外に、ホットサンドメーカー、流しそうめん、発酵メーカーと広がっています。
朝食の充実、アミューズメント、健康でありたい、といったニーズに対応しています。
これまでの料理が進化していく感じでしょうか。

”おうちじかん”の増加で、他にも新しい消費が生まれると思いますが、
それらを繋ぐものは、ネットになること。
ネットでの検索だけでなく、実際にお試し消費ができること、実体験と結びついていること、
そこでの新しい発見が
ポイントな気がします。
 ネット X 実体験 X 発見
消費を動かすものは、心の変化ーつまり消費者心理です。そこは変わらないはず。
どう変化していくのか、注目していこうと考えています。
これらの変化は、対岸でおこるのではなく、身近なところで起こるものです。
日々、自分たちが、どう行動や気持ちが変化しているか、意識していきたいですね。
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