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勝ちパターンを考える

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ビジネスにおける「勝ちパターン」とは何かについて考えてみます。
自分たちの事業や業務を普段何気なく行っていますが、
「勝ちパターン」を知っておくことで、新規開拓をするときや、
何か新しいことをするとき、などプラスになると考えます。

勝ちパターンとは

 

「勝ちパターン」とは、簡単にいうと、自社のビジネスモデルのことです。
自分たちがどんな事業で売上や利益を上げているでしょうか。
・自社の収益の柱はどんな事業か
・その事業で売上や利益が最大になったとき
・どの得意先で売上や利益が伸びたか
・社内や関連する人と上手く関係性が作れたのはどんな事業だったか
・新規獲得はどういった事業や商品だったか
など、自社での「勝ちパターン」はどんなものがあったか考えてみましょう。
正解はありませんので、自分なりに整理しますが、
例えば、大きく値引きをしたことで売上が最大になった、というようなのは
長続きしませんし、自社の利益を圧迫するだけですので、除いて考えます。

勝ちパターンを分解する

 

次に、なぜうまくいっているのか(いったのか)、うまくいった理由を考えてみます。
いわゆる”成功要因”というもので、下記の例のように、分解してみます。
 ●誰に(顧客)X 何を(製品・商品・サービスなど)X どのように(どう販売している等)
  良かったこと、他社と比較し優れている点、何を使ったか・・・など
 ●5W2Hで考える
  WHEN(いつ)
  WHERE(どこで)
  WHO(誰に) 
  WHAT(何を) 
  HOW(どのように)
  WHY(なぜ)
  HOW MUCH(いくらで)
例えば、
・小売業へ、顧客の嗜好の変化を徹底的にリサーチして、
 それにあった商品+販促提案を提案したところ採用になった
・競合と比べて、短納期で製品を納める仕組みを作った
・オンラインを活用した販売やイベントを実施して、顧客の情報を得たことで
 より関係性作りをすることができ、リピーターが増えた
・デジタルツールの知識が豊富で、専門家として相手にあったアドバイスができる
・金融支援に詳しいため、支援機関からのオファーが絶えない
など、うまくいった要因を整理してみましょう。
特に、顧客目線、競合目線は大事です。
顧客目線とは、お客さんにとって何が役にたったか、何の不満や悩み、困りごとを解決したか
競合目線とは、同業者と比較し何が良かったか
ここを客観的に、冷静に分析しましょう。

応用・展開してみる

 

次に、応用と展開です。
このパターンを、例えば新たな販路開拓に使ってみるとか、
違う事業に応用してみるとか、”実践かつ、実験”してみましょう。
この”実験結果”(分析結果)を多くもつことで、自分たちの強みを認識することができ、
今後何か新しいことをするときに、役に立つはずです。
これは、会社といった組織の話だけでなく、フリーランスの方にも当てはまります。
当然、私自身もそうです。独立して1年経ったところなので
この1年で良かったパターンを分析しています。
どちらかというと、反省点ばかりなのですが、次につなげたいと考えているところです。

 

 

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