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飲食店はもっとデータを活用しよう(2)

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昨日に続き飲食店向けの話をします。
“データをもっと活用しよう”その2として
売上を分解してみたいと思います。
新型コロナウイルス感染症拡大によりテイクアウトやデリバリーを始めてそろそろ一年になります。
ここで一度立ち止まって、これまでの売上を見てみましょう。

飲食店はデータをもっと活用しよう
https://sun-consulting.net/useyouroriginaldata/

 

売上を分解する

売上の要素を分解すると下の図のようになります。

 

客数は新規顧客と既存顧客に分解できます。
既存顧客は、自店の基準で2回とか3回以上と決めます。
既存顧客(リピート客)はどのような方が多いでしょうか。
平均すると、客単価はどのくらいでしょうか。
どんなメニューが多くでていますか。
どこの地域(町)からきている人が多いでしょうか。
反対に、新規顧客はどうでしょうか。同じ切り口で比較してみましょう。

 

皆さんならどれから手がけますか。

 

優先すべきは既存顧客

客数を上げるのは容易ではありません。コロナ禍の今、多くの飲食店さんが
テイクアウトやデリバリーを強化しており競合がたくさんいます。
目がいきがちなのは新規のお客様ですが、実は優先すべきなのは既存顧客です。
一般的には新規顧客の獲得コストは、既存顧客に対するコストの5倍と言われています。
つまり、新規顧客を獲得しようとすると、既存顧客の5倍の手間がかかるということ。
コスト面だけでなく、既存顧客は何回か自社を利用している方ですので
お店のこともある程度知っていただいていますし、
理由があって何回か利用しているわけですから、
既存顧客にもっと活用してもらう(リピート、頻度を上げる)ことを考えていきましょう。
リピーターの方はどんなメニューを選んでいますか。毎回何品買っていますか。
どんなお客さんが多いでしょうか。
既存顧客の買い方をデータから見てみましょう。
その上で既存顧客の満足度を上げるには何をすれば良いか考えます。

 

大事なのは、自社のファンになってもらう、
テイクアウトをする際の選択肢に上がるような関係性を作りたいですね。

 

 

 

 

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