飲食店はデータをもっと活用しよう
多くの飲食店ではテイクアウトやデリバリーをネットで受け付けたり
iPhone型のレジを導入したり、いろいろなIT導入が進んでいると思います。
日頃は忙しくて売上や仕入れ合計を見るくらいだと思いますが、
そこには宝の山がねむっています。
たまには時間を作って見ることをオススメします。
IT導入は生産性を上げるだけじゃない
今までアナログで行っていた予約の受付や経理システムなど
ITツールを入れると業務の効率化を図れると思います。
そういった売上を上げない時間を減らすことで本来すべき
接客やサービスの時間を作る事ができます。
それだけではなく、もっとメリットがあると思います。
ITツールにあるデータは宝の山だからです。
※過去の投稿:生産性向上につなげる中小企業のIT導入
https://sun-consulting.net/productivityimprovement/
データから得られる情報
普段は売上や予約状況の確認、仕入れ合計額を見るくらいの方が多いかもしれません。
数字を少し分解して見るとさまざまなことが見えてきます。
例えば新しくテイクアウトを始めたお店ですと、
・日ごとのアイテム別売上、売れ残りを見てみる
⇒何が売れ行きが良いか、何が売れ残りが多いか曜日ごとの動きに何か気づきがないか
・時間ごとの売れ行き推移
⇒ピークはどこか、何個売れているか
・どんな人が購入しているか (属性をPOSに打ち込んでいる場合)
⇒近隣の会社の方なのか、近所の方、主婦、高齢の方・・・などなど
大事なのは感覚ではなく事実を知ること。
これらの事実をもとに、品切れを起こさない、売れ筋をしっかりそろえる、廃棄を減らす
など対応を考えることができます。
(他にもいろいろありますが、またの機会にします)
データを経営に活かす
先程も述べたように事実を知ることで、
来店されているお客様は、自社の想定している顧客像とあっているか
自分たちがメイン(これを売りたい)と考えているものと、売れているものは合っているか
意外に売れているもの、想定外のお客様など
ギャップを見つけることです。
お店には、コンセプトがあると思います。
「誰に・何を・どのように」自分たちの提供している価値があっているか
ぜひ見てみましょう。
教えてくれるのは、お客様です。
そう考えると数字は面白いと思えるでしょう。
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