ワインで旬を味わおう
ようやく桜の開花宣言が出されました。待ちに待った春です。
春の季節に楽しみたいワインについて書きたいと思います。
春の旬を味わう
春野菜の特徴は香りと苦味。この味わいに合わせてワインを選ぶと良いでしょう。
野菜なら、菜の花、セリ、タラの芽、ふきのとう、アスパラガスなど
ワインと料理を合わせるコツはまず2つ覚えておくと良いです。
①色を合わせる
料理がグリーンメインなら緑味を帯びたフレッシュな白ワイン。
フランスのソーヴィニヨンブランやリースリングなど。
黄色味や褐色を帯びている料理ー天ぷら、クリーム、ハムなどーでは
白ワインなら色の濃いめのものやオレンジワイン、ロゼワイン、といった具合です。
②地域を合わせる
いわゆる地産地消のことです。同じ地域のものは相性が良いといえます。
イタリアワインとトマト料理がイメージしやすいでしょう。
日本酒では地域の幸と合わせるよくありますがこれも同じ考え方です。
まずは、ワインの色味と料理の色を合わせるのが手軽でおすすめです。
タラの芽や筍の天ぷら、菜の花のソテーと生ハム、アスパラガスは茹でても焼いてもいいし、セリの胡麻和え …想像するだけで、楽しくなります。
ロゼワインのすすめ
桜にあわせたピンク色、この季節ならではと言うことで,ぜひロゼワインを味わってほしいです。
普段、ロゼワインを飲む機会は少ないと思いますので、今年の花見用にいかがでしょうか。
ロゼワインは料理に合わせやすい万能なワインです。
味わいは軽すぎず重すぎず、中甘口から辛口まであり、様々な料理と楽しめます。
先ほどのセオリー(料理と合わせるコツ)でいいますと、
焼いた料理,天ぷらや唐揚げ、ハムやベーコンと合わせたりと色味を合わせるといいでしょう。
ロゼワインのタイプ
ロゼワインとひとくちにいっても、実は地域によって様々なタイプがあります。
色からイメージすると甘口と考えがちですが、実は「辛口」が主流です。
主な産地は、
⚫︎フランス/プロヴァンス地方
この地域は9割近くがロゼワイン。辛口でブイヤベースなど海の幸と相性抜群です。
⚫︎フランス/ロワール地方アンジュ地区
ロワール河添いの地域で、「ロゼダンジュ」というワインが有名です。
中甘口で飲みやすいので、普段ワインを飲まない方にも飲みやすいワインです。
⚫︎コートデュローヌ地方タヴェル地区
タヴェルロゼという辛口ワインが有名で、しっかりした骨格のある味わいです。
その他ポルトガル、スペイン、チリなど世界には多くのロゼワインがあります。
お店に沢山並んでいると思いますので今年の春はぜひロゼワインを楽しんでください。
日に新たに、日々に新たなり。