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ストックを大事にする

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最近、コメダ珈琲の出店が増えており話題になっています。
コメダは名古屋発祥の喫茶店です。
コメダ珈琲が実践していることが面白いと思いました。

 

飲食店や小売店はフローよりストックを

ストックとフロー、以前もこのブログで書きましたが、
コロナ禍の中、以前のようにお客さんはどんどん来てくれません。
以前は当たりまえに新しいお客が常に来ていたものが(=フロー)
来なくなったり、頻度が少なくなったりしています。
常連さんはストック。このストックを増やさないと売上がつくれない時代になりました。
イメージは、水道とバケツ、上から水が入らないと、バケツのお水(売上)はいっぱいになりません。
どうやったら”常連さん”を増やせるかがカギになります。
コメダ珈琲の取組をある記事で読んで、まさにこれが大事だと実感しました。
つまり新規のお客さまより、常連客を大事にしようということです。
お店を経営されている皆さまは、どのくらい常連客のことをご存じでしょうか。

常連客の好みの味や商品は何?
どのくらいの頻度で、いくら使ってくれる?
どんな暮らしをしてそうか、などなど質問はたくさんあります。
恐らく感覚で知っている方は多いと思います。

 

お客さまに聞くこと

できれば、これからは目に見える形、第三者に説明できるように
メモなりデータなり残しましょう。
感覚ではなく、事実を知ることが、コロナのような大きな変化への対応力になります。
意外な発見、大事な気づきや答えはお客さんが教えてくれるはずです。
例えば、顧客リストーどこに住んでいて、来店頻度や使用金額
どんな商品を買ってくれているか、など。数字もあるといいです。
ある飲食店さんが、これらを実践してみたところ、
これまでコース料理(プリフィクス)を中心に提供していたのですが、
常連さんは、アラカルトの注文を結構してくれることがわかったそうです。
そうするとメニュー内容、単価など変わってきますよね。
また、メールアドレスやSNSの繋がりはお客さんと繋がれるチャンスです。

ここで冒頭のコメダ珈琲に繋がります。
コメダ珈琲は数年前に、コメダ大好き顧客を集まってもらい商品開発を一緒に行ったそうです。
これがきっかけで、お客さんと繋がるようになったとのこと。
今ではファンサイト「さんかく屋根の下」というコミュニティの場をつくり
お客様と繋がっています。なかなか面白いサイトです。

 

自社でできることを実践してみる

大事なのは、ストックである常連客をどのように増やすか、
常連客の声をどのように聞くか、です。
ファンサイトを勧めているわけではありません。
自社でできる、実行可能なことは何でしょうか。
アンケートでもいいですし、
売上の内容を見ることからでもできると思います。
また、自社からの情報発信も大事になってきます。
つまり、”場づくり”。取組やすいのはSNSなど、自社の情報発信でしょう。
変えてみること、発信することで、何か反応をみてみる・・。

自社でできることを考えてみましょう。

 

日に新たに、日々に新たなり

 

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