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フラワーアレンジメントを応用する

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今日はお花のお稽古にいったので、趣味というかお花を活ける
ちょっとしたコツみたいな話をしたいと思います。
(というか、正直ネタに困った・・・的な)
おそらく、店頭のディスプレイや陳列にも応用できるはずです。

イメージや色を決める

花のアレンジメントの場合は、色を決めます。ざっくりでもいいので
・バレンタインだから、なんとなくピンクでラブリーにしよう
・お見舞いの花だから、元気のでる色にしよう
・ゴージャスなバレンタインのイメージにしよう
といった具合です。
上の例ですと、元気の出る色合いの場合、イエロー、テラコッタ、グリーンなど
春を感じる色の組み合わせにしてみる、ビタミンカラーというとイメージがわきやすいかもしれません。
ゴージャスなバレンタインですと、オフホワイト&深紅の組み合わせなど
シンプルですが芯のある色合いになると思います。

色からくるメッセージを先にイメージすると、お花のアレンジメントはしやすいと思います。
そのイメージにあった花を選ぶといいからです。
若干無理くりですが、店頭で商品を陳列するときは、その商品のメッセージを色に置き換えると良いと思います。

型を意識する

フラワーアレンジメントや生け花には、”型”があります。
ビジネス的にいうとフレームとなりますが、合理的だけど美しいのです。
円形(ラウンド)・ホリゾンタル・クレセントなど代表的な型ですが、
それが決まると、安心するというか、見た目が落ち着きます。

ちなみに、売場の場合も同様で、もちろんお花と一緒というわけではないですが
ボリュームを見せたいから山積みとか、かっこよく見せたいから対称とか
型は大事です。

そのものの形や流れを活かす

お花の場合ですと、例えば同じバラでも、花の形や葉の流れが異なります。
活けるときは、この個性を活かしていけると、その花の良さが引き立ちます。
文字だとなかなか伝わりにくいのですが、首が大きく湾曲したチューリップも
そのカーブを活かせば、とても美しくなるのです。

先日、和菓子のディスプレイについてある事業者さまから相談を受けていたのですが
和菓子のディスプレイって意外と難しいことに気づきました。
1個1個が小さいし、色も地味なものが多いためです。
ディスプレイというとたくさん、ボリューム感をださなくてはと思いがちですが
あるフルーツ大福で有名なお店では、あえて、1個をシンプルにディスプレイしています。
究極のシンプル・・・なのですが、逆に中のフルーツに目がいくのです。

そのものの形や個性を活かせることが大事だと改めて思いました。
<色あい X 型 X 個性を活かす>
なんだか公式になっています。

 

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