ビジネスモデルを考える
最近、寝ても覚めてもある業界のビジネスモデルのことばかり考えています。
ビジネスモデルについて書きたいと思います。
ビジネスモデルとは”儲けのしくみ”
ビジネスモデルとは、ひと言でいうと”儲けのしくみ”のことです。
Wikipediaによるとー
「顧客は企業から提供される製品やサービスと引き換えに代金を支払い、企業は利潤を得るという
一連の構造を指してビジネスモデルと呼ぶ。特に、消費者と企業間の連絡手段として
インターネットなどの新たな情報技術を活用し、製品やサービスの選択と購買(調達)、決済、
配送(物流)までの一連の商行為を整理しシステム化し、
収益性を高めた新規性のある事業形態が登場したことで注目される言葉となった。ー(中略)
2000年以降、頻繁に使われるようになったといわれています。
事業者なら、おこなっている事業が、どのように儲けているか、登場人物(関係者)はどんな人がいるか、
モノ(製品・商品・サービス)やカネ、情報といった”経営資源”がどうからんでいるか、など
事業全体を把握するために、自社のビジネスモデルについて、図式にしておくと良いと思います。
特に、これから新たに事業を始めようと考えている方にお勧めします。
自分の頭の整理や他の人に伝えるときに役に立つでしょう。
身近なビジネスモデルの例
ビジネスモデルといってよく例に出されるのが
・プリンターとインク
・インスタントカメラとフィルム
・コーヒーメーカーと専用のカプセル(コーヒー豆)
です。これらは、機械を安価に設定し、消費者に購入しやすくします。
消費者はインクやフイルム、コーヒー豆は消耗品なので、都度購入しなくてはなりません。
メーカー指定のものなので(インクとかは純正でないものもありますが)、消費者はずっと購入するしくみです。
これら消耗品を高く(利益)設定することで、儲けるしくみとなっています。
どうりで、ネスプレッソのコーヒーマシンが安くなった!と思ったことある方多いと思います。
常に変化するもの・応用するもの
事業承継のお手伝いをする時の”あるある”なのですが、
創業者が事業で成功したビジネスモデルにあぐらをかいて
そのままで今に至っている場合、後継者は苦労しがちです。
「昔は良かった…」という創業者が多いこと。
例えば、現金で安く大量に仕入れ、モノを売ったり、加工したり、
そういったビジネスをしてきていた事業は
今の時代には少し合わなくなってきていると思います。
特に食の分野では、好みが多様化しており、在庫になりがちではないでしょうか。
仕入れ単価が、少し上がったとしても、在庫で大量に眠らせておくより
都度仕入れて、価値にしたほうが今の時代に合っている気がします。
世の中の動きに合わせて、ビジネスモデルも変化していく、
だからこそ新しいビジネスが生まれる、と認識したいですね。
少し前に購入したきり、あまり見ていなかった
「ビジネスモデル2.0図鑑」には
新しいビジネスモデルがたくさん掲載されています。
ずっとビジネスモデルのことを考えてたので改めてみると面白いですね!
また、全然違う業界や事業のモデルをじっと見ていると、
案外、自社の事業に応用できたりするのではないかと、最近の発見です。
日に新たに、日々に新たなり
●今日のNEW!(一日一新)
秋の活け花(鬼百合、丁字草、角虎の尾、竜胆、苅萱)
明日は立秋