コロナ禍の今感じたいー幸せとは何か
1月7日に一都三県で緊急事態宣言がでました。
新規感染者や重傷者数が過去最高を更新する中、不安に過ごされている方が多いと思います。
今日は、個人としてだけでなく、対企業や地域に対しても有用な
若干主観ではありますが、気持ちの持ち方について考えてみたいと思います。
「幸せ」を感じるときはどんなときか
先日ラジオで、慶応義塾大学大学院の前野隆司教授の話を聞く機会があり、
幸せについて話をされていました。
人々が幸せを感じるときはどんなときか、99.9%は幸せの素人と言われていました。
前野さんの著書「幸せのメカニズム」(講談社現代新書)の中では
長続きする幸せとして4つの因子を上げています。
・「自己実現と成長」夢や目標ややりがいをもち、それらを実現しようと成長していくこと。
・「つながりと感謝」人を喜ばせること、愛情に満ちた関係、親切な行為などが幸せを呼びます。
・「前向きと楽観」自己肯定感が高く、いつも楽しく笑顔でいられることは幸せである。
・「独立とマイペース」他人と比較せずに自分らしくいられる人は、そうでない人よりも幸福を感じる。
これらは個人としてだけでなく、地域や企業にもあてはまると言っています。
企業においては、社員ひとりひとりが幸せを感じることができれば、企業にとってもプラスになるということです。
お金に対する考え方も同じ
これはお金の使い方や考え方も同様だと思います。
お金は必要です。お金より、○○があれば・・・幸せとはいいません。
大事なのは、使うときの気持ちや使い方ではないでしょうか。
前野教授はお金のことも話されていて、人のためや、コトに使うほうが幸福感は増すといっています。
気持ちよく使うーコストではなく、“価値”として使ったほうが、
自分も気持ちがいいですし相手にも伝わると思います。
これは、個人の支出だけでなく、企業の中でも同じことがいえるのではないでしょうか。
今だからこそ心掛けたい気持ちの持ち方
緊急事態宣言が出たタイミングですので、本日はマインドの部分をお話ししていますが
言いたいことは、自分の気持ちの持ち方が相手に影響をすると考えています。
つまり、コンサルタントや営業担当者など企業と接する人が
幸せを感じていたり、お金に対してポジティブな感情を持っていれば
それは、企業の社長に伝わるということです。
言い換えると、不安で不安でしかたないコンサルタントの話は
ネガティブな側面を持っており、そういった目に見えないものは
企業の社長に伝わります。そんなコンサルタントの話は聞きたくないですよね。
不安を抱えている方は多いと思います。今だからこそ、日々の暮らしを丁寧にしたいものです。
丁寧にとは、当たり前のことをちゃんとやるとか、自分の楽しみを大事にする、ということだと思います。
例えば、朝起きて、部屋の窓を開けて新鮮な空気を吸うとか、
料理をちゃんとしてみる、、とか好きなお笑い番組をみておもいっきり笑うとか・・なんでもいいんです。
自分日々の生活に目をむけてみる。
コロナウイルス感染症関連のネガティブな情報に目がいきがちですが、
自分の生活を大事にするー幸せ度が増すと人に伝わると思います。
なんだが本日は抽象的な話となってしまいました。
●編集後記
ある企業の経営者の方と、今後の営業戦略について話をしていて、
”マインドシェア”を上げる、とつい言っていました。
カタカナの用語をなるべく使わないようにしていましたがつい、使ってしまいました。
●今日のNEW!
びっくりするくらい美味しい”ハヤシライス”をいただきました。
グランスタ東京にある「ステーションレストラン ザ セントラル」のハヤシライスです。
コクや旨味はもちろん、酸味が絶妙でした。
美味しかった!
日に新たに、日々に新たなり