年初のトップからのメッセージを読もう
トップからのメッセージにはヒントがある
年初には新聞やネットニュースに「今年の経済はこうなる」、
「トレンドをよむ」といった記事がみられます。
各企業のトップの年初挨拶やインタビューをぜひじっくりと見てみてください。
そこには経営者目線での世の中の動向や生活者の心理変化などをみることができます。
普段なんとなく自分が感じていることと重なる部分もありますが
明確な言葉にしてくれていたり、
より大きな視点での考え方を知ることが出来ると思いますので
一読の価値があると思います。
日経新聞に掲載されていた何社かのトップの言葉で
食品業界を例に要約すると
生活者の消費動向としてコロナによって生活行動や意識が変化しましたが、
注目するのは
ー健康志向の定着、増加
ープレミアム志向、量より質
ー楽しさ、驚き
ー環境にやさしい
といったワードがでていました。
これからはこういった動向を意識した商品やサービスが支持されるということです。
これらは企業の戦略や商品に反映されてくるでしょう。
自社の業界以外もチェックする
つい自社の業界ばかりに目がいきがちですが、他の業界の話もみてみましょう。
全く違う業界の意見はヒントになるかもしれません。
なぜなら生活者はそれぞれ衣食住それぞれ切り離して行動しません。
普段使ったり食べたりするものを少しでも環境負荷のかからないものにしようとか、
仕事や休暇も楽しさを求めるとか、そんなイメージです。
また、普段取引している事業者さんや金融機関の方などにも
ー今年はどんな年になりそうか
ー会社ではどんなことが話題になっているか
など聞いてみてはいかがでしょうか。
違う視点も知ることは思考を深めるのに役立ちます。
自分ごとにして考えてみる
ここからがやっていただきたいことです。
記事を読んで単にそうなのかと、情報収集で終わってはもったいないです。
ーそれによって自社の環境がどう変化するか
ー自社内への影響はあるか。例えば値上げとかデジタル化が進むとどうなるか。
ー自社のお客さんはどうなるかなど
想像してみてください。
自分ごとにしてもう一歩掘り下げて考えてみます。
環境や生活者の嗜好の変化に応じて
何をしなくてはならないか考えることが大事です。
正解はないので
自分で考えた意見を周りの人に伝えてみて
反応をみてみてもいいですね。
トップからのメッセージにヒントあり、です。
日に新たに、日々に新たなり
●一日一新
銀鱈煮つけ