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買いかたの多様化に注目

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関東地方では、今週寒波に襲われました。
雪は嬉しいような、困るような複雑な気分でした。
買い物をしたいけど寒すぎて外に出たくない!そんな気持ちになります。

 

買い方の多様化

コロナ禍になって私たちの生活はずいぶん変化しました。
顕著なのは、買い方の変化ではないでしょうか。
既に定着してきましたが食料品、外食においては、
コロナ対策の”密を避ける”、”接触を減らす”意識から
ネット販売、デリバリーやテイクアウト。
また最近では、「売らないお店」が増えてきています。
店頭では展示のみ、商品を見たり、試飲や試食はできるけど
購入はネットでという新たなスタイルのお店です。
ネットだけだと味やサイズ、スペックなど不安だった人も
お店で実際に見たり試せると安心して購入ができる、複合スタイルのお店です。
コロナになって約2年、随分変わりました。

 

移動販売に注目

ある記事で、今年は移動販売に注目、とありました。
なんでも不動産デベロッパーが本格的に展開していくようです。
「第三の買い物体験づくり」だそうです。
実店舗、ネット、その次に実店舗をもたない移動販売とのこと。
コロナになって飲食店ではすでに、シェアキッチンやキッチンカーで
このような販売手法に取組んでいます。
この記事を読んで、新幹線や特急の「社内販売」を思いうかべました。
売っているものが違いますが、向こうからきてくれるとても便利なお店です。
新幹線では、販売している商品の固定化や価格といった理由で
利用する人は少なくなっていますが、
移動販売車は売るもの、利便性に価値をつけているため目新しい印象を受けました。

 

三方よしのビジネスモデル

シェアキッチンなどもそうですが、
お客さん目線では、偶然の出会い、発見が楽しく、買う予定がなくても購入してしまう
販売する側の目線では、新たな顧客の創出になる、
それを支援する側(不動産デベロッパーやサポートする企業など)は集客増、新たなビジネスの創出になる
といった「三方よし」のビジネスモデルです。
これは、地域でも応用できないのかと思います。
例えば行政がハブになって、地域住民のお困りごとに応えるとか
地域商店街がいろんな人を呼び込む手段として、とか
移動販売といえば高齢者向け、限界集落に限ったものという印象でしたが
このコロナ禍においては、新しい販売手法になると感じました。

 

日に新たに、日々に新たなり

 

 

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