食に関する健康意識の変化
コロナ禍で、健康でありたいという意識が高まっています。
その意識の変化をみてみます。
意識の変化
コロナ禍の中、免疫力をあげる食品を食べている人は多いと思います。
最近は、その食品の摂り方が変わってきているのではないでしょうか。
かなり昔からですが、”健康に良い”だとか、”ダイエットに効果的”といって
テレビや雑誌で紹介されたりすると、ものすごい勢いで店頭からその商品がなくなったりして、
とにかく体に良いといわれたものを食べる、という流れでした。
例えば、赤ワイン、黒酢、寒天、などもっとたくさんあると思います。
他人から勧められてたのが、きっかけで食べる。単純にその食品を食べることが多かったはず。
ところが最近では、消費の仕方が変化しています。
体に良い食べ物を、”自分から食べよう”と変化しています。
コロナ禍になってその動きが顕著ですが、例えば、「プロテイン」。
ひと昔前は、体育会系の男性が、筋肉をつけたくて、あまり美味しいとはいえないであろう
プロテインドリンクを飲んでいたかと思います。
今では、美しく健康的でありたいと女性たちがプロテインを積極的に摂り始めました。
最初は、飲みやすくしたドリンクでしたが、徐々に、タンパク質を多く含む鶏肉や豆腐など
普段の食事に摂り入れるようになっています。
セブンイレブンに、”タンパク質10gバー”が登場したのが驚きでした。
豆腐、鶏肉、カニカマなど数種類あるんです。
言われて摂るではなく、自分で食べる、自分の意思で食べる、
そしてその種類は様々で、自分の好みのものを食べる、そう変化してきています。
なりたい自分になる、そのために食べる、そんなマインドが見えてきます。
免疫力アップがキーワード
スーパーマーケットなどいつくかの売上データを見ますと、健康軸での人気ランキングでは
納豆、ヨーグルトが不動の地位を獲得しています。
どの世代でも、また普段の食事の中で食べやすいので、継続して食べられているといえます。
昨年からはそこに、コロナにかかりたくたい!という意識もあってか、
”免疫力アップ”に効果的と言われる食品、
ー野菜(ブロッコリーなど発芽系)、きのこーが加わっています。
きのこ人気は、正直いまだによく理由がわかりませんが、食物繊維を多く含み、低カロリー、
冷凍保存ができる、和洋中と様々な料理に使えるといったところでしょうか。
野菜もそうですが、きのこも、普段の食事で様々なアレンジができ、
自分の好きなように食べられることがポイントかもしれません。
コロナ禍で見直されているぬか漬け
免疫力アップ食材の中でも発酵食品が見直されています。
納豆やヨーグルトもそうですし、キムチや味噌など人気ですね。
またぬか漬けも幅広い世代が楽しんでいるようです。
昨年一時期、無印良品のぬか漬けの素が買えない状況が続きました。
毎日混ぜなくても、まめでなくてもできる簡単ぬか漬けの素で、
若い世代にも受け入れられたのだと思います。(失敗してもまた買えばいいや、とも思える)
私自身も毎日お世話になっていますが、本当に簡単で味もいいんです。
他のメーカーからも、気軽な即できるタイプのぬか漬けの素がたくさん発売されています。
ぬか漬けを気軽に、でもおしゃれに、いろいろな野菜や果物などを入れて楽しむ、
そんな消費が支持されており、これも”自分で好みのものを食べる意識”の表れといえるでしょう。
おまけ:マイベストぬか漬けーアボカド、ズッキーニ、かぶ、新しょうが
トライしてみたいものーりんご、こんにゃく
●今日のNEW!
やならいことリストの作成
日に新たに、日々に新たなり