マーケティング 経営 sun-blog  

アフターコロナ時代のマーケティングを考える

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コロナ禍はまだまだ続く中で、これからのマーケティングはどうしたらよいか
気になるところだと思います。先日、「顧客消滅時代のマーケティング」という本を読み、
すっと腹落ちしました。特に気になったところを書きたいと思います。
 

これからはストックの時代

コロナになって、人々の行動が変わりました。
多くの飲食店では、営業時間の短縮を余儀なくされたり、
テイクアウト・デリバリーを始めたりしています。
今まで、お店をあけていれば、お客さんが来てくれていましたが
これからはそうではありません。
このブログでも何度も、既存のお客様を大事にしようとお話ししています。
新しいお客が常に来ていたものが(=フロー)少なくなったり、なくなったりしている。
常連さんはストック。このストックを増やさないと売上がつくれない時代になりました。
イメージは、水道とバケツ、上から水が入らないと、バケツのお水(売上)はいっぱいになりません。
どうやったら”常連さん”を増やせるかがカギになります。

 

参考 飲食店はもっとデータを活用しよう(2)
https://sun-consulting.net/use-origenaldata2/

 

 

心を豊かにするものを売る

昨年、我々自身が、体験したことですが、不要不急だけど、大事なものは残る。
自分にとって何が大事か明確になりました。
リアルでも体験したいとものとか、自分にとって必要なものが見えてきたと思います。
大事なものは人それぞれ違い、消費は、より細分化されたのではないでしょうか。
例えば、それを消費することで

 

元気になる
お店で美味しいものを安心して食べれる喜び
花で癒される

 

など人それぞれの感じ方があり、コロナ禍の今だからこそ余計に
単なる消費ではなく、それを通じて心を癒したり豊かにするものが
求められています。
先日BSのある番組をみていて、ぜひ体験したいと思ったのですが
それは、旅にいったつもりで妄想する番組で、
どちらかというと鉄ちゃん好きに向けている番組かもしれません。
単に、どこの温泉旅館がいいとか、観光スポットを案内しているのではなく
電車にのるところからはじまり、(それも車種や内装を紹介)
どこで何を食べて、見て、その時の気持ちや楽しさを妄想するというものです。
しかも電車メインだから目的地までもの凄く遠回りする。笑。
まさに心が豊かになる番組だなと思いました。
画面を通じてそこに行って見たり聞いたりしたようなそんな気分になりました。
よくモノよりコトを売るといいますが、それを言い換え
モノよりコトを通じた豊かさを売る時代がきています。

 

行動・実践し、学んでいく

この本には、具体的な事例が多く記載されていました。
コロナ禍で売上が厳しい状況はみな同じですから、
それをどう乗り越えたかが詳しく紹介されています。
深いと感じたのは、
ー良いと思ったこと、気になることは“まねぶ“してみる。
でも単にまねっこしても上手くはいかないー
単に事象をまねるのではなく、事例の企業が売上アップになった本質は何かを考える。
気になることは調べる、自分で情報を集める、さっそくトライしてみると
そこから新たなものが生まれ、次につながると思います。
これは自分にも当てはまること、応用できないか考えてみたいと思いました。

参考 「顧客消滅時代のマーケティング」小阪裕司

 

日に新たに、日々に新たなり

 

 

 

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