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お店は旬の情報を発信しよう

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11月第3木曜日は「ボージョレ・ヌーヴォー」の解禁日でした。
「ボージョレ・ヌーヴォー」は、フランス/ボジョレー地方の新酒のワインです。
毎年、この時期になると店頭でいろんな商品が陳列され、
楽しみにしていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。

旬を発信する

 最近は温暖化の影響で、ずっと暑い日が続いたり、雨が多かったりと四季を感じづらくなっています。
それでも日本では、昔からある節句や暦といった行事を大切にする文化があると思います。
特に、食はこれらと親和性が高いためお店から「旬」を発信することは
お客様の購買意欲をかきたてる仕掛けだと思います。
これから冬の季節は、冬至、クリスマス、お正月などイベントが続きます。
普段買わないものでも、店頭で見かけてつい、買ってしまう・・・というような
予定していない購買(非計画購買)をしかけていきたいですね。
店頭だけでなく、Web上でも、SNSでも、飲食店でも「旬の情報発信」をお勧めします。

楽しみ方を伝える

 店頭であれば、POPで「メリークリスマス」とか
「お正月の準備はお済みですか」といった
ボードや飾り物をすればいいというものではありません。
実際はそういった単にモノを並べただけの売り場が多いと思います。
大事なのは、お客様に「ワクワク」してもらうこと、
「あ、美味しそう」「買ってみようかな」と思ってもらえるかです。
つまり、自分ごとに置き換えてイメージができるかどうか、だと考えています。
例えば、上記ボージョレ・ヌーヴォーの例ですと、
普段あまりワインを飲んでいない方も手に取ることがありますので、
食べものとの組み合わせや美味しい飲み方など
売り場で提案すると良いですと思います。
自分だったらどう楽しみたいか、自問自答してもいいかもしれません。
あるスーパーでは、「チーズフォンデュ」との組み合わせを提案していました。
パンとチーズ、チーズフォンデュセット、野菜…
わかりやすいですよね。すぐできそうです。
私は、「普段の食事をちょっと美味しく」をテーマに
1日目肉じゃが、2日目はそれにチーズをのっけて焼いて楽しむことを
以前から提案したいと思っていました。
正解はないので、自分たちがワクワクするかとか
お客さまの反応をみたりしていろいろ試してみてはどうでしょうか。

先の予定も発信する

お客さまがお店にきたり、ネットでみたときに
少し先のことも告知して、期待を高めるのもいいでしょう。
季節の旬のものだけでなく、ひな祭りや節句などに代表される行事食、
加えて、流行りの食べ物、その街でホットなものなど
旬かつ、ローカルなネタも面白いと思います。
朝の情報番組や夕方のニュースなど意外とネタがあります。

アンテナは高くはっておきましょう。

 

日に新たに、日々に新たなり

 

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