ワインを楽しむーボルドーの白ワイン
久しぶりにワインの話をしようと思います。
先日、白ワインの詰め合わせをポチっとしまして、
いくつかの国やぶどう品種が異なるものが届きました。
今回は「ボルドーの白ワイン」についてお話しします。
ボルドーの白(ボルドー・ブラン)とは
ボルドー地域は、フランスの南西部、大西洋岸にある生産地です。
多くの方は、赤ワインの銘醸地や”格付け”ワインでご存知だと思います。
実際に、生産量の約90%は、赤ワインやロゼワインで、白ワインは10%にすぎません。
少ない生産量ですが、格付けされている白ワインもあります。
世界三大貴腐ワインとして有名な「ソーテルヌ」です。
お話しするのは、これではなくて「ボルドー・ブラン」というタイプで
デイリーにおすすめのもの。
※ボルドー地域の地図(ワインは楽しい!より引用)
ボルドーの白ワインは、とても気品ある味わいだと個人的に思っています。
使われているぶどうは「ソーヴィニヨンブラン」と「セミヨン」「ミュスカデル」。
これらが生産者によってソービニヨンブランをメインに様々な割合でブレンドされています。
生産者の多くが、木樽を使って熟成させているのも特徴です。
最近は、フレッシュな味が好まれるので、木樽を使っていないのも多く出回っています。
(個人的には、樽がないほうが好きです)
味わいの特徴
ソービニヨンブランというぶどうの特徴は、何と言ってもその香りです。
栽培される地域の気候によって、その香りは大きく変化します。
一般的には、レモン、ライム、グレープフルーツなどの柑橘類、
ジャスミンの花や芝生のような草木、
地域によって、パイナップルやパッションフルーツ、火打ち石などの香りも加わります。
栽培地域は、フランスではボルドー地域のほかに、ロワール地域、南西地域。
その他、ニュージーランド、チリ、アメリカ、南アフリカなどが有名な産地です。
総じて、とてもイキイキとした、爽やかな香りと味わいが特徴です。
これから暑くなる季節に、きりりと冷やして飲むのがおすすめです。
おすすめポイント
暑い季節に、爽やかに飲みたいときにぴったりです。
よく冷やして、前菜や魚料理、家庭料理(和食)などと相性が良いと思います。
私は、小松菜とじゃこ天の炒め物と一緒にいただきました。
開栓して温度が上がってくると、ふくよかな味わいになってくるので
ムニエルとか、野菜の炒め物とかに合うと思います。もちろん冬に鍋と合わせてもグッドです。
だから普段使いのワインとしておすすめします。
日本のスーパーマーケットでは、せいぜい1-2品あるかないかだと思います。
見つけたら是非試してみてください。
※今回飲んだワイン
MISE DE LA BARONNIE BLANC 2019(BORDEAUX A.O.C)
これからときどき、ワインの話をしていきたいと思います。
日に新たに、日々に新たなり
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