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気象予報士から学ぶ情報の伝え方

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最近、個人的に気になっている気象予報士。
毎日、テレビで天気情報を見て、お客様への情報発信に参考になるなとおもいました。

 

誰に何を伝えるかを考える

テレビで放映されている天気情報は、何気なく「今日の天気はなんだろう」「雨は降るかな」と
その日の天気を確認するくらいでしたが、
時間帯やテレビ局、ネットニュースなどよく注意してみてみると
微妙にメッセージが異なっているなと感じます。
例えば、朝のニュース番組。
7時台などは、たいていキャスターの方が外から中継ででられています。
寒い時期や台風がきているときなど、なんでこんな時に外から天気予報を言っているのか、
大変だからスタジオからでいいのに・・・と思っていました。
ちゃんと意味があると気づいたんですが、
中継の内容をよく聞いていると、その日の体感、季節感、暦の話など
天気そのものではなく、その周辺情報、つまり私たちが暮らす日常の生活にちょっと役立ちそうなことではないかと。
季節の変わり目、最近だと日中は暑いけど朝晩は急に冷えたりしますが、
その日に着ていく服だとか、花粉が多そうだとかそういった情報って、意外と参考になる。
生活者目線なんだと気づきました。
そのあとたいていスタジオに戻って詳しい天気情報になりますが、
使い分けてメッセージが発信されていたんですね。

 

これって何かに応用できそうだなと感じます。
例えばお店から発信するメッセージは、伝えたい相手によって切り分けたり、フォーカスする。

 

例えば、相手によって知っている内容の差が大きそうなお酒だと
普段あまり飲まないけど、飲んでみたいと興味のある相手には
そのお酒と食事との組み合わせなどすぐ楽しめるような内容にする、
詳しそうな方には、品種や味わい、産地の特徴、作り手のストーリーなど詳細を、と切り分ける。
まずは、誰に伝えたいか考えてみることからでしょうか。

 

信頼される相手になる

いつも見る天気予報は、だいたい決まった局や情報元からチェックしませんか。
私はだいたい決まっています。
なんでしょう・・・そのキャスターさんからだと「なるほど」と思うんです。
相手の受け取り方を心配してもしかたありませんが
信頼感を与える、信頼関係があるというのは、見えないけど大事だと考えます。
同じ情報でも、Aさんが美味しいといったワインは飲んでみようと思うけど、
Bさんがいったものは、さほど関心がなかったり、そんな経験があります。
知り合いでない場合は、ぱっと見た目や外見からくる印象が
信頼をつくる要素になりそうです。
飲食なら清潔感とか、そのお店の雰囲気にあった服装ですよね。
ワインを勧める方が、なぜかソムリエバッジと、タブリエという黒いエプロンをつけていると
専門家が勧めてくれるなら飲んでみたい、という気になります。

 

相手との関係性を作ることも大事だと思います。
そう思って天気予報をみると、キャスターさんたちの服装や仕草が参考になります。

 

 

 

日に新たに、日々に新たなり

 

 

 

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日数が飛びすぎて、一日一新ではないですが・・・
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