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事業再構築補助金は交付申請からが本スタートだ!

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先週「事業再構築補助金」第2回(7月2日締切)の採択結果が発表されました。
申請は20,800者(要件を満たした申請件数18,333者)の応募があり、9,336者が採択されました。
申請件数のうち約50%が採択されたことになります。

採択されたら何をするか

採択されたら行うことは、「交付申請」です。
補助金は採択されただけでは、補助金が支払われるわけではありません。
その後に「交付申請」、「交付決定通知」という手続きを経て、事業が始まります。
※大まかな流れ
【1】採択決定(今ここ)→【2】交付申請手続き →【3】交付決定
【4】助成・補助期間開始→【5】助成・補助期間終了→【6】完了審査→【7】助成金・補助金受領
申請は全てJグランツから電子申請となります。
電子申請システム https://jigyou-saikouchiku-shinsei.jp/

交付申請は”すみやかに”、”正確に”行う

応募時に記載した経費内容は、上記【3】の交付決定日以降のものが
補助金として認められます。
ただし、”事前着手承認申請”を提出し受理されている場合は、
令和3年2月15日まで遡って支出が可能となります。(第1,2回の場合)
ですから、採択が決まったら速やかに行動しましょう。
ただし、必要な書類を全て揃え、内容に不備がないよう準備します。
※交付申請に必要な書類(Jグランツ入力ガイド参照)
申請時に記載した経費内容にそって、有効な見積書を取得します。
申請した項目につき全て見積書が必要です。
50万円(税抜き)以上の建物費、機械装置・システム構築費を計上する場合は
2者以上の相見積りを取得します。
中古品を購入する場合は、形式や年式など詳細の記載と3者以上の相見積りが必要となります。
いろいろ細かい記載がありますので、抜け漏れなくしっかり対応します。
交付申請をしても不備がある場合は再提出となりますが
本補助金は採択されている企業数が多く、事務局での審査に時間を要します。
何回も修正すればそれだけ事業開始が遅れますので、
準備万端にしてから交付申請をしましょう。

交付手引き書は熟読する

補助金で記載した事業を実行するだけでも大変なのですが、
経費の申請や、事業実行を示すことなどたくさんの書類を提出しなければなりません。
国の税金を使いますので、結構細かく書類が必要ですし、
間違っていたり、足りなかったりしたら都度修正が入ります。
手間と時間がかかりますので、「交付の手引き」は熟読しましょう。
こういった文書は、ちょっと見るだけで嫌になりがちですが
ここにルールが盛り込まれているため、頑張ってまず一読します。
2回目の手引書は65ページ中後半は様式集です。
35ページ分が手引き部分なので
頑張って読みましょう!
特に交付申請の詳細が記載されている12ページまでは必読です。
※手引書(2021年9月6日現在)
採択されたらゴールではありません。これはいってみれば
レースなど予選通過したにすぎません!
交付決定からが本当のスタートです。
大事なのは、コロナに立ち向かうべく新たな事業や取り組みを実行することです。
頑張りましょう!
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