年初のトップインタビューは学ぶことがたくさん!
昨年も同じようなことを書いた記憶があります。
年初は、新聞など様々な企業のトップのインタビュー記事を目にする機会があります。
自分たちが関わる業界だけでなく、幅広く読むと気づきがたくさんあります。
何がいい、とか流行る、とかではなく、経営者の視点が参考になりましたので、
これについて書きたいと思います。
大きく3つの切り口があります。
WHO 誰を見ているか
何社かのインタビュー記事を読んで、共通しているのは、消費者を見ているということです。
自社の商品や業界のことも重要ですが、
具体的な消費者の姿や生活スタイルを見ている印象を受けました。
消費財のメーカーだけでなく、直接消費者に販売していない企業でも同様です。
そこには三方よしの気持ちがあり、
消費者の生活がより快適になるようにという気持ちを感じ取ることができましした。
WHAT 多角的なものの見方をする
よくヌケモレダブりなく、といいますが、何を見るかも大切です。
日経新聞の記事に「4つの視点+1」とありました。
①虫の目・・・現場
②鳥の目・・・全体
③魚の目・・・時代の流れ、トレンド
④コウモリの目・・・反対側
上記4つの視点は言い換えると
ー木と森の両方を見る、流れを見る、未来を見る、批判的に見るーということでしょうか。
これに加えて「自分自身を見る目」、つまり内省の目も重要です。
普段から、経営者は「どうする?●●」といった判断の連続だと思いますが、年初だからこそ
昨年の自社はどうだったかという振り返りが必要だと、この記事を読んで感じました。
4つの視点は経験を重ねるとどんどん深く、広く見れるようになるけれども、
自分自身を見つめるのは、なかなか難しいことです。
その目は曇りやすくなってくると記事には記していました。
参考:日本経済新聞「私見・卓見」2023年1月5日朝刊
HOW やりたいことを自分発信で
いくつかの記事を見ていると共通しているのは、「
今年はこんなことがやりたい!」と経営者が明確なメッセージを発信していることです。
自分たちの言葉で、やりたいことを明確に言葉にしていること、
「誰に・何を・どのように」おこなうか、具体的に伝えていると思いました。
これは社外に向けてだけでなく、社内に向けても大事なことだと思います。
今年、自社がどのような戦略をとるのか、事業をどうしていくのか、
考えたり判断する上でヒントになればと思います。
日に新たに、日々に新たなり
●一日一新
初日の出