ひとりごと 経営 sun-blog  

社長と従業員のコミュニケーション

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2代目が事業承継したある会社での気づきです。
他の企業にも当てはまることではないかと思います。

名前と顔を覚える

昔からいるパートの方が、「先代の社長は、お店に来た時は必ず売場を覗いたり
従業員に声をかけてくれていたが、2代目はお店にきても
店長とだけ話をしてすぐ帰られる。全然話しかけてくれない」
新しいバイトの方も「社長と全然話をしたことがなくて」
という話を伺いました。
2代目あるある、かもしれませんが、社歴が長い方ほど前の社長と比較しがちですし、
会社に貢献してきた気持ちがあるから、こういった話がでるのだと思います。
何千人も従業員がいる会社では難しいと思いますが、数十人であれば
社長さんに頑張っていただき、社員の名前と顔は覚えていただきたいです。
名前と顔を覚えること、これは自分にもいえることなのですが…。
人は名前で呼ばれると嬉しいですよね。いつもありがとう、と言われるともっと嬉しい。
社長は、パート・アルバイト問わず会話をしていただきたいです。
従業員から話かけるのはハードルが高いので。

自分の言葉で話す

社長が接客とか店づくりの理想があるとします。それを従業員に実践してほしくて
伝えるには、どんな伝え方が、皆に理解してもらえるでしょうか。
私は、自分の言葉で話すことが、自分の思いや考えが伝わりやすいと考えています。
例えば、接客を重視している社長が「おもてなしの接客を」とか「リッツカールトンのような」といったところで
きいている側はおもてなしとは個人の見解になりますし、リッツカールトンだってほとんどの人がいったことないでしょう。
どんなサービスが実感できないと思います。
自分なりに咀嚼した言葉のほうが、相手に伝わりやすいのではないでしょうか。
リッツカールトンの接客なら、(私も宿泊したことないですが)例えば、察する・痒い所に手が届くような
思いやりの接客と言い換えてみるといった具体です。
自分の解釈であることが、大事かと思います。

指示は具体的に

実践の場では、より具体的な”行動”で、説明します。
例えば、「挨拶は、立ち止まって大きな声で、相手の目をみて行う」とか、
常連のお客さんは名前を覚えておいて、名前で話かけるといった具合です。
比喩や例えばかりだと、自分の感覚でしかなく、相手には伝わりにくいといえるでしょう。
自分の言葉で具体的に話しかける、重要です。
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