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西武百貨店の広告から学ぶ共感

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今年のお正月に各種新聞に掲載されたそごう・西武百貨店の広告をご覧になりましたか。
とても感動的な内容でした。
そこから学ぶ共感のポイントについてお話ししたいと思います。

事実を示す

広告の内容は、2020年6月ー11月のそごう・西武百貨店の販売実績から
コロナ禍の中でも、今日を楽しむ工夫をしている様子を伝えています。
そしてメッセージを伝えます。
「モノを売るのではない、希望を売っている」と。
これを見たとき素直に共感しましたし、少し胸にこみあげるものがありました。

いきなりビジネスモードになりますが、この流れはお客様に商品を売ったり、
お店や会社のファンになってもらうコツがつまっていると感じます。
先日、あるチラシを分析している企業の方から伺ったのですが
20-30代の主婦たちは、スーパーマーケットのチラシをそもそも見ていないし
全然興味がわかないそうです。
彼女たちの心をつかむのは、自分ごとや共感といったことがポイントということで
そごう・西武百貨店の広告から示してみたいと思います。

話を戻しましょう・・・
この広告では、まず事実を示しています。
・スーツケース  662個
・口紅       76,175本
・浴衣       475着
・ハイヒール    1,001足
・ベビーギフト     566個

コロナウイルス感染症拡大の影響で、日常の様々な事を自粛しましたよね。
旅行、外出、イベントなど、関連するものが示されています。
これをみながら「ああ、自粛したよなぁ」と感じた方も多いと思います。

自分ごとにする

そして、それぞれのエピソードが描かれます。
自由に旅行ができる日のために、マスクの下でもおしゃれを楽しみたいと、
など聞いていて、自分のことのように感じました。
制限されている毎日の中で、今日を楽しむ工夫をしていたことを
思い起こしたことでしょう。
聞いている各人が、自分の経験としてとらえていたのではないでしょうか。

共感する

最後に、「モノを売るのではない、希望を売っている」というメッセージが流れます。
自分たちの買い物は、楽しくて、未来に向けた希望なんだと共感できるメッセージです。
この一連の流れ

事実(そうそう、そうだよねー)

自分ごとで考える(自分の生活で置き換える、想像する)

共感する(自分はこれでいい、自分もこうしてみたい)

の流れをつくることが、相手の心をつかんで、購買へ促す”動機づけ”になるのです。
スーパーマーケットやドラッグストアのチラシの例ですと特売の商品と価格がメインですが、
これは昭和の時代の売り方・・・これからは相手の心つかむ訴求がカギとなるでしょう。
現在、コロナウイルス感染症は第3波がきていますが、こんな時期だからこそ、
お客様に寄り添う気持ちを持っていたいですね。

 

●編集後記
ふるさと納税の返礼品が届きました。今年度初めてやってみたのですが、
ご褒美をもらえたみたいで、ワクワクしました。
美味しくいただきます。(ちなみに、山梨県産の日本ワインです)

●今日のNEW!
寒くて寒くて、ホットピローを取り出しました。
中は小豆が入っているものです。
肩に当てるとじんわりあったかく、癒されました。

 

日に新たに、日々に新たなり