ひとりごと マーケティング sun-blog  

中元ギフトは変化しているか

プロフィール お問い合わせ

多くのデパートが夏の中元ギフトの展開をはじめました。
コロナ禍で、日常の消費は大きく変わりましたが
贈り物市場はどう変わったのでしょうか。

世の中の変化に対応

昨今の生活者の暮らしかたを反映したものが多くなっています。
 リアルの売場よりネット通販の拡充
 商品は、持続可能性を重視
 VRを使って家にいながら中元ギフト会場にいる気分
 在宅時間が増えた方に向けた商品(惣菜を楽しむ、冷凍パンを焼く)
 旅行にいった気分を楽しむ各地の銘品
 ハラールやヴィーガン用
など、
買い場が広がり、商品は多様化し、ギフト購入目的も広がりました。
つまり、「誰に・何を・どのように」というコンセプトの部分が進化しました。

 

自分や家族に贈る

個人的な感想になりますが、自分や家族用の用途にもできる商品が増えているように感じます。
いえ、贈り物にしてもいいし、自分たち用にしてもいいものという
長く続くコロナ禍の消費者心理を反映してか、
自由に楽しめそうなものが増えていると思います。
個人的には、パンの缶詰やフルーツのような見た目のパンが気になりました。

パッケージも可愛らしいし、映えそうです。笑。
一方、もはや普通のネット通販でしょ、とツッコミたくなるものもありました。
日用品、酒類、調味料のまとめ買い・・・、やはり、特別感は欲しいですね。

 

見せ方はどうか

各社のサイトを見てみると、入り口こそ
特集、おうち時間、銘品、ふるさと・・・といろいろありますが、
基本的にはカテゴリーで分けられています。
アイスクリーム、菓子、鮮魚、ハム等というようなわけ方。
わかりやすいといえばそうなんですが
せっかくネットなんで、もっと食べるシーンとか
イベントとか違った視点でわけてもいいのになと思います。
コロナで消費者心理がかわっているのに
最終的な見せ方はかわっていないような…。
がんばれ!流通の人達(完全に個人意見です)

 

日に新たに、日々に新たなり

 

 

●今日のNEW!(一日一新)
赤い帽子