アイデアは不満から生まれる
たまたまテレビでみた”アイデアは不満から生まれる”ということについて考えてみます。
なぜこれを買わなければならないか
ものを買ったり、サービスを利用したりするときには、必ず理由があります。
普段は意識していないけれど、買う理由があるんです。これが購買行動に繋がっています。
例えば、スターバックスでコーヒーを飲む。
理由はなんでしょうか。「なぜあなたは、スターバックスでコーヒーを買いますか」
私だったらこう答えます、「コーヒーの味が好きだし、お店で飲んでいるとほっこりするから」
みなさんは、お客様が自社商品を買う理由を考えたことがありますか。
実はこの質問、購買を促す動機となる究極の質問だと思います。
不満を解消することが価値になる
不景気の時代でも、景気の良い時代でも常に新しい商品やサービスが生まれています。
日々の暮らしの中で不自由を感じたり、不満に思うことがあるから
それを解消する新しい商品やサービスが生まれるのです。
例えば、東京の地下鉄などに必ず貼ってある”乗り換え案内マップ”
どこの車両に乗れば、行き先駅の目的出口に近いか示してあるやつです。
(画像が見せれなくてすみません)
私はそれを初めてみたとき、東京に住んでいる人は、常に効率化を考えているから
次の出口に近い最短ルートで、乗る車両を選ぶのか、と感心した覚えがあります。
でも実は、このマップが生まれたのは、ある女性がベビーカーを押して地下鉄を乗るのに
不便を感じていて、近道をいくにはどうしたらいいかと思い考え出したそうです。
東京の地下鉄や鉄道の乗り換えは本当に大変で、今はだいぶエレベータやエスカレーターが
増えていますが、意外と階段が多かったり、遠回りしたり・・・。
この負担やストレスを解消できるもの、これってすごい価値ですよね!
究極の質問を常に問う
もし自社の商品やサービスがある場合、みなさんはこの質問に答えられますか。
「なぜ自社の〇〇を買わなければならないか」
逆の視点からいうと、
不満や不自由なことを解決する方法、お客さんにやってほしいことを伝えれば
購買につながると考えます。
米粉のパンを売っているお店があるとします。
”米粉のパン美味しいです” ”ブルーベリーがたくさん入った食パン”ではなく、
「パンを食べたいけど食べられれない方、
是非安心して召し上がってください。米粉のパンです」
防水スプレーを売っているクリーニング店、
”防水スプレー〇〇円”ではなく、
”旦那さんのジャケットに防水スプレーをかけてください。飲んでいるときの食べこぼしを
防げてクリーニング代が節約できるかも”
ぜひ、自社の商品で考えてみてください。
●編集後記
ふるさと納税で、熊本阿蘇からたくさん野菜が送られてきました。
●今日のNEW!
普段買わない食材で、料理にチャレンジ。
キクラゲを使って、定番卵とじ。
日に新たに、日々に新たなり