ひとりごと マーケティング sun-blog  

カレーパンとフルーツサンドの共通点

プロフィール お問い合わせ

最近、”萌え断”がトレンドになっています。
フルーツサンドやわんぱくめしなどに見られるように切った断面が美しいもののこと。
もうひとつ、”NEOカレーパン”が人気となっています。
これらは単なる食のトレンドというより、そこにはコロナ禍の消費者心理が反映している気がします。
勝手に、2つの共通項を考えてみました。

 

フルーツサンドが人気

フルーツサンド人気に火をつけたのが、愛知県岡崎市のダイワスーパー。
大胆にフルーツを使ったサンドイッチで、見た目の美しさとフルーツのおいしさが人気となりました。
今は、スーパーマーケット、フルーツパーラーや専門店、
コンビニエンスストアなど多くのお店で扱っています。

どこが人気なのかというと

 

・断面が美しい、SNS映え
・高級フルーツも使われる(宮崎マンゴー、メロンなど)
・健康志向対応(豆乳クリーム)
・昔ながらの地域サンドイッチも人気
・食べやすい形状、大きさ(ワックスペーパー、一口サイズ)

パン好きの女性は多いですが、フルーツサンドは男性にも人気のようです。

 

NEOカレーパン

私が小さい頃食べていたカレーパンは2種類。
町のパン屋さんで売っている、楕円型の揚げたパンか、
夕食のカレーをたくさん作りすぎて、翌日食パンにのっけて、トースターで焼いてたべる。
昭和のパンです。
昨今トレンドの”NEOカレーパン”はどう違うのでしょうか。

・映える(SNSで映える見た目)
・ステーキ肉がごろごろ入った、本格スパイス使用、野菜たっぷりなど
・健康志向ーヴィーガン対応
・地域のパン屋のカレーパン(小麦やルーにこわだり、ビールにあう)
・食べやすさ(棒状、一口サイズ)

 

今までは、パンの種類のひとつだったと思いますが、多様化しています。
肉や野菜が入って食事代わり、仕事の途中でも食べやすい形状、酒のつまみになる味
なが食べるシーンが広がっています。

 

共通のワードは…

新型コロナウィルス感染症拡大で私たちの生活は大きく変化しました。
コロナ禍のトレンドを反映していると思います。
勝手にまとめてみました。
 ↓

 

コロナ禍になり、昨年から生活者の消費動向で変わったことは、
 健康を意識
 家の中時間の充実
 本物志向
 おうちイベント
 テイクアウト・宅配は第4のチャネル
 地域の食応援
 デジタル化が加速
などあげられます。

毎日毎日感染の不安があったり、今までできたことができなくなったり、したことで
生活者の心理変化により、購買行動がかわりました。
これらのキーワードは購買の”動機づけ”になっているのです。

生活者の心理変化がうみだすトレンド。面白いですね。

 

日に新たに、日々に新たなり

 

 

 

●今日のNEW!
美酢(初めて飲んだ!)