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事業再構築補助金 採用事例からみる申請のコツ

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久しぶりに補助金の話をします。
事業再構築補助金のサイトに「第1回公募の採択事例」が紹介されています。
これから申請を考えている方は、是非読んでいただきたいです。
ポイントを3点お話しします。

自社を客観的に分析、事業への挑戦を論理的に説明する

まず、事例を読んでみてください。話の流れがスムーズに理解できないでしょうか。
この話の”流れ”を、自社の説明にもつくることが1つ目のコツです。
流れとは、「客観的に」「論理的に」説明すること。
これから取組む事業の詳細はもちろんですが、
なぜその取組みをするに至ったかの経緯
自社について、現状
事業を3つの視点で説明
新事業へ取組む必要性、実現可能性
など、文章だけでなく、数値を織り込んで読み手に丁寧に説明することです。
といっても、こういった事業計画書を書く機会はあまりないため、
掲載されている採択事例の”型”を参考に、作成するとよいと思います。
堂々と事例の見出しをそのまま活用しましょう。

図や画像を活用し内容を補足、イメージしやすく

審査員は、業界や自社の事業を知らない人だと考えてください。
丁寧に、かつ写真や図表など活用して読みやすくします。
補助申請する金額により、申請書は枚数制限がありますが
(基本は15ページです。緊急事態宣言枠は10ページ以内)
ページを最大限使って、写真や図表を盛り込みます。
特に新たに挑戦する事業については、理解しやすいように、写真や図表を
活用するとよいと思います。

新たな事業の説明は「3C」視点で書く

新たに挑戦する事業を客観的に説明するときにはぜひ「3C」視点を使ってみてください。
3Cとは、市場や顧客、競合、自社の視点のことです。
簡単に説明すると、
自社が取組む事業は、売上が見込める”市場”があること
有効な顧客がいる(いそうな)こと、
競合について言及(ちゃんと確認しているよ)
自社の事業詳細・競合より優位なこと、実現可能性があること
といった流れで書くとよいと思います。
実現可能性とは
・自社の既存事業からくる強みを活かしていること
・既存事業とかぶらないこと
・社内体制を整えていること
・実施スケジュール
・資金調達
・投資内容
・数値見込み(売上見込み) 数字と根拠
といったことを丁寧に書きます。
つまり、「ヒト・モノ・カネ」についてちゃんと準備しているよということを証明します。
参考までに、事例記載のリンクです。
事業再構築補助金サイト内
第3回の公募は7月下旬から予定されているようです。
ぜひ事例を活用して作成してみてください。
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