マーケティング sun-blog  

サスティナブル+@

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東京ビックサイトで開催されている「雑貨EXPO」にいってきました。
展示会での気づきを書きます。

 

時流に沿ったテーマが多い

当たり前といえば当たり前なんですが
コロナ禍の消費トレンドや消費者心理を反映したテーマが多く見られました。

 

コロナ感染対策
抗菌 除菌など衛生管理
サステナブル
おうち時間を楽しむ
キャンプグッズ

 

などです。特に多かったのは、マスクや消毒液関連。
マスクは透明なものから顔全体を覆うものや
また、バズーカみたいな形状の抗菌スプレーがあったりと
機能性だけじゃなくデザイン性や面白さみたいな多様化している印象でした。
(個人的には特に興味は湧きませんでした)

 

サステナブルがベースに

今年初めて、サステナブルをテーマに専門のブースができたようです。
何人かの出展のかたに話を聞いたところ、
生活雑貨店やインテリアショップの他に
百貨店やホテルのバイヤーが多く声をかけてきたとのこと。
幅広い業種のかたから注目度が高いことがわかります。
サスティナブルといってもいろいろあり、
気になったものでは

繰り返し使うことのできるもの(シリコンやガラスでできたストロー)
副産物を利用した製品(コーヒーの滓をつかったタンブラーやノート)
ゴミを減らせるもの(小容量タンブラー)
土にかえるもの(竹や竹の繊維からできた歯ブラシやストロー、芽がでる鉛筆)
など多様でした。
ブースで人だかりができていたところは
単に、環境にやさしいだけではなく、
ちゃんと商品コンセントやデザインがしっかりしているものでした。
つまり、単にエコ(リサイクルやリユース)、エシカル、オーガニックとかではなく
ちゃんとコンセプトが共感できるものであることが重要です。
例えば、
「only the necessary 必要な分だけ」というマイボトル。
120㎖-160㎖の容量のマイボトルやスープボトル。。
通勤の間だけ、一食分といった量で、必要な分だけ持とうというコンセプトの商品がありました。
おひとりさまキャンプグッズも、コーヒー1回分を入れるセットのみ。
デザインも洗練されています。
こういうスタイルに共感する人いると思います。
https://poketle.com/

サスティナブルにも共感、スタイルを訴求すること、大事だと感じました。

 

Made in Japanは控えめ演出

ブースの中には、地域の製造技術をいかした企業の出展がありました。
金属メーカーが手掛けた、ランプや植木鉢
柔らかい綿でできたタオル
香りの続く樹脂
こだわり紙ふせん
など。
日本の技術だ!とあまり強調されていなかったように感じました。
もっと地域色があると思っていましたが、意外と自社単位。
もっと地域の産物、技術などアピールすればいいのになと思いました。
食品の展示会だとここらへんは、もっと地域色が全面にでてくるので
雑貨やグッズならではかもしれません。
でも、もっと地域、というか原産地出してほしい!
輸入品もいいけど、地域に共感する人もいるはず。

 

ということで
・サステナブル商材はコンセプトとデザインといったぶれない軸をもつこと
・地域の特色をもっとだそう

という、個人の見解にいたりました。

 

 

日に新たなに、日々に新たなり

 

 

●今日のNEW(一日一新)
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